新潟市西蒲区

タウン情報

西蒲区は新潟市の南西に位置し、市内8区の中で面積や田・山林面積が最も大きい地区です。
区内は海・山・平野からなる自然豊かな環境であり、西側は日本海に面しており秀峰角田山・多宝山から形成されています。
また、山地を除く全域は広大な新潟平野に美田が展開し、西川と中ノ口川が流れています。
旧116号や巻駅、区役所などを中心に商店街や住宅地が広がっています。
区内には北陸自動車道の巻潟東インターチェンジがあり、高速バスのサービスが充実していることが特徴です。
鉄道はJR越後線が走り、交通網では国道116号・460号・県道などの幹線交通路の経路の利便性から、周辺地域のベッドタウンとして発展しています。
広大な農地と恵まれた水利条件のもと、米作りをはじめ、砂丘畑地ではスイカ、メロン、大根等の栽培、平地では野菜や果樹などの栽培が盛んです。
また、日本海では間瀬・巻漁港を拠点として漁業が営まれています。

歴史

潟東地区は太古の昔は海で、信濃川などの分流によって沖積陸地になったと考えられています。
岩室地区では、縄文時代中期後半から後期の前半頃に、比較的平坦な丘陵斜面において生活が営まれていたとされています。
その後、弥生時代・古墳時代を経て、山麓部から沖積平野へと移住範囲が拡大されました。
西川地区の浦田遺跡からは古墳時代の後期の遺跡が発見されており、稲作や狩猟を主とした生活の形跡がみられます。
中之口地区では鎌倉時代から室町時代に集落が形成されたと考えられ、半農半漁の生活が営われていたと推定されます。
また、中ノ口川の築堤により川筋が固定したことで地域の開発が進められました。
戦後に入ると、国が推進していた米増産運動のため、大規模な干拓が開始され昭和43年に完了し、現在では市内の一大稲作地となっています。
市内最大の農地を有する区として、安心・安全でおいしい食材を生産する総合食料基地として、新潟市の一翼を担っています。

人気のスポット

商業施設 そら野テラス
商業施設 カーブドッチワイナリー
商業施設 岩室温泉
公共施設 西蒲区役所
レジャー施設 上堰潟公園
レジャー施設 城山運動公園

教育施設

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※このデータは2021年4月現在のものです。